10月にパリ五輪の出場権をかけて行われたバレーボールワールドカップで男子の日本代表が2位を獲得しました。
そして、2024年1月4日より開催される高校バレーの最大大会である「春高バレー」は間もなく幕を開ける。
春高バレーは、高校バレーボールの日本一を決めるだけではなく、この大会をきっかけに活躍される選手は日本代表として選ばれる逸材が続々現れるし、引退する選手もいることで非常に注目される大会となっています。
果たして、次の春高はどのチームが頂点をいただくのでしょうか？
この記事で紹介していくのは２つあります。
- 春高バレー2024男子の優勝候補の予想
- 春高バレー2024男子の注目選手
春高バレーの詳細
最初に、2024年の春高バレーの詳細をみてきましょう。
第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会
開催期間：2024年1月4日（木）〜 1月8日（月・祝）
会場：東京体育館、東京都
競技方式：トーナメント戦
トーナメント表：未公開（12月3日に抽選会が開催されます）
※公開したら追記させていただきます。
春高バレー2024男子の優勝候補の予想
現段階では、地方大会まだ終わっていないので代表が決まり次第追記したいと思います。
駿台学園高校（東京都）
優勝候補の中で一番抜けているのは「2023年春高」を制覇した「駿台学園高等学校」です。
「第27回全国私立高校男女選手権大会（さくらバレー）」で優勝しましたが、「第28回のさくらバレー」では昇陽高校に敗れ、準優勝を獲得。
2023年8月の「インターハイ」では昨年のインターハイ優勝校である東山高校（京都府）を相手に１セットも取られず3対0で圧勝していました。
2023年7月に行われた大学生チーム相手のエキシビションマッチ、中央大学や明治大学を相手に連勝もしていました。
さらに、駿台学園には、2022年に行われた「アジアU18選手権大会」に選手された亀岡聖成（かめおかせな）選手と秋本悠月（あきもとゆづき）選手がチームの中心にいます。
これだけをみると、優勝候補は駿台学園が優勝するでしょうと予想する人も多いのかもしれませんが実際はどうでしょうか。
他の試合結果をみてみると、「2022年 国民体育大会」で3位入賞でしたが、今年10月に行われた「2023年 国民体育大会」では高川学園に準々決勝で敗退。
「2024年春高」に向けて、11月に行われた「東京都春高予選代表決定戦」で優勝し、2024年春高に14年連続16回目出場を果たしました。
果たして、2024の春高には2連続優勝が実現されるのでしょうか。
鎮西高校（熊本県）
昨年「2023年 春高」で２年連続決勝戦進出をした鎮西高校。
「鎮西高校」の中心にいるのはエース・キャプテンの井坂太郎（いさかたろう）選手がです。
「2022年春高」では日本航空高校に対して2：3で惜敗。試合の前半に2セット先手を打ちましたが、その後日本航空に逆転されて準優勝で試合閉幕。
2022年8月の「インターハイ」ベスト4入賞でしたが、2023年の「インターハイ」は3回戦で敗退。
2022年10月の「国民体育大会」で優勝を獲得。
そして、先述した通りに「2023年春高」では決勝戦まで進出しましたが、駿台学園2：3で逆転されて2年連続準優勝という結果になりました。
「2024年春高」に向けて、11月に行われた「熊本県春高予選代表決定戦」で優勝し、2024年春高に15年連続36回目出場を果たしました。
今度2024年の春高こそ日本一の座に至れるのか楽しみです。
昇陽高校（大阪府）
昇陽高校は最近数々の試合で実績の積み重ねで超強豪校である清風高校と並び、強力な勢力のあるチームであり、
チームの中心にいるサウスポーエースの小山海皇（こやまみこと）選手とチームメイトの大活躍で一気に昇陽高校男子バレーの名を全国トップクラスの強豪校に導いてきました。
その始まりは、7月に行われた「2022年 近畿大会」で決勝戦まで進出し、超強豪校・東山に対して2：0で勝利し、大会の初優勝を果たしました。
「2023年 近畿大会」でも昨年と同様に東山に勝利し、2年連続優勝を果たしました。
「2022年 インターハイ」に初出場ながらも3回戦まで進出し、「2023年 インターハイ」で2年連続出場の上、ベスト4入賞まで昇りつきました。
さらに、昨年度の「第27回全国私立高校男女選手権大会（さくらバレー）」に初出場したものの2年生だけのチームでベスト8に入り、2023年3月に行われた「第28回 さくらバレー」で前年度の優勝校である駿台学園を追い抜いて初優勝を獲得しました。
そして、「2024年春高」に向けて、10月末に行われた「大阪府春高予選代表決定戦」に優勝し、2024年春高に2年連続２回目出場を果たしました。
【10月29日(日)】
— カンテレ★バレーボール (@kantele_volley) October 30, 2023
春の高校バレー2024・第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会、大阪府男子代表決定戦が行われました。
男子の代表校は、
昇陽高校（2年連続2回目）
清風高校（9年連続31回目）
おめでとうございます㊗️
全国大会の開幕は2024年1月4日🔥 pic.twitter.com/eM5UHmfpkU
左側の写真が昇陽高校のチームメンバー
昨年度の春高では1回戦で敗退しましたが、次の春高では頂点をいただけるのか楽しみです。
春高バレー2024男子の注目選手は？
注目する選手の数は多い中、2022年から現段階までの試合結果や成績を踏まえて3人を注目します。
- 亀岡聖成（かめおかせな）
- 秋本悠月（あきもとゆづき）
- 井坂太郎（いさかたろう）
- 小山海皇（こやまみこと）
亀岡聖成（駿台学園）
駿台学園高校男子バレーボール部主将・キャプテンを務める亀岡聖成選手。
本職はアウトサイドヒッターでありながらも、2022年の「アジアU18選手権大会」で日本代表のリベロとして活躍し、
ベストリベロ賞も獲得しました。
2023年の「全日本ジュニアオールスタードリームマッチ」に選出され、チーム【WING】のリベロとして活躍。
2023春高バレーで唯一の2年生が優秀選手賞を受賞した選手である。
さらに、主将として見事に2023年の「インターハイ」と「東京都春高予選代表決定戦」などにチームを優勝までリードしました。
主将としてのリーダーシップと高い攻撃力と守備力を持つ亀岡聖成選手に注目していきたいですね。
秋本悠月（駿台学園）
駿台学園高校男子バレーボール部のエースである秋本悠月選手。
先述した通り、2022年の「アジアU18選手権大会」で同じチームメイトである亀岡聖成選手と同様、
日本代表として選出され、日本を優勝に貢献しました。
そして、2023年の「全日本ジュニアオールスタードリームマッチ」に選出され、チーム【STAR】のオポジット（OP）・ミドルブロッカー（MB）として活躍。
井坂太郎（鎮西）
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左側の写真の左・ユニフォーム番号6番が井坂選手
鎮西高校男子バレーボール部エース・キャプテンを務める井坂太郎選手。
井坂太郎選手は高校1年からベンチ入りメンバーに、早々「2022年 春高」に準優勝を経験しました。
2023年の「全日本ジュニアオールスタードリームマッチ」に選出され、チーム【OCEAN】のアウトサイドヒッター（OH）として活躍。
さらに、キャプテンとして見事に「熊本県春高予選代表決定戦」にチームを優勝までリードし、2024年春高に15年連続36回目出場を維持できました。
小山海皇（昇陽）
昇陽高校男子バレーボール部強力なサウスポーエースを務める小山海皇選手。
3年前に就任した大塚将太監督と同年に入部小山海皇選手とチームメイトの力で昇陽高校男子バレーを全国トップクラスのチームとして名を広げてきています。
小山海皇選手はチームを引っ張って次々と数々の試合で強豪校相手を追い抜き、全国大会初出場ながらもベストを尽くし、
「2022年 インターハイ」で3回戦まで進出し、昨年度の「第27回全国私立高校男女選手権大会（さくらバレー）」に2年生だけのチームでベスト8入りという誇り高く実績を残しています。
そして、「2022年 近畿大会」は強豪校・東山を、「第28回 さくらバレー」は強豪校・駿台学園を破り、初優勝を飾ってきました。
さらに、10月末に行われた「大阪府春高予選代表決定戦」に優勝し、2024年春高に2年連続２回目出場を果たしました。
まとめ
2024年1月4日よりに開催される「春高バレー」現段階の優勝候補の予想と注目選手について解説してみました。
今年は駿台学園は一番勢いあるチームかもしれませんが、
他の代表も地方大会で一位を獲得したチームなので油断なりません。
2024年春高バレー男子部門はどのチームが日本一の座に座るのか楽しみしかないです。
春高バレー2024女子の優勝候補予想はこちらの記事で確認できます！
